神戸新聞掲載

 
昼の顔は魚の棚の鮮魚店主、夜はバンド率いてライブに情熱
 長く続く秘けつは「浦サワラ」 明石
 
兵庫県明石市の魚の棚商店街で鮮魚店を営む松谷佳邦さん(61)が率いる「まっちゃんBAND(バンド)」が11日、県立明石公園で開かれる「時のウイーク」イベントに出演する。ジャンルはポップスから演歌、ロックまで幅広い。午前4時からの本業がありながら夜な夜なエレキギターを手に音楽に打ち込み、世代も仕事もばらばらのメンバーを束ねている。(松本寿美子)
松谷さんは「松庄商店」の店主。中学生時代に楽器を始めた。思春期、「家業の魚屋は生臭く、ハンディキャップがある」と考え、「音楽でモテようと思った。原点はビートルズやった」と振り返る。
還暦を超えたが深夜の練習を欠かさない。「眠たいけど楽しい趣味にも本気がないとあかん」と話す。
ライブバーで知り合うなどして約10年間音を重ねるメンバーは、ボーカルがボーカルトレーナー船岡智美さん(46)、ベースが会社員の有吉弘行さん(50)、キーボードが会社員の前林知樹さん(47)、ドラムがカフェ経営の橋本翔さん(32)。週1回、夜に松庄商店の上で練習する。音を外せば若い世代からも「何でそんな音出してるんですか」と容赦ない声が飛ぶ。ライブハウス「ポチ」(明石市本町2)で年1、2回、ワンマンライブも開く。 
 
 
 2023年6月4日

2010年10月16日