林崎漁港(兵庫県/明石)
−漁から入札まで−

出港〜漁場到着
早朝未明、一斉に林崎漁港を出港。
↓漁場はいかなご漁を行う漁船でぎっしり。


網入れ
いかなご漁は、船曳網漁と呼ばれる漁法で行われる。2隻の漁船と魚群を探し網船を誘導したり漁獲物を積込み漁港まで運搬する船(運搬船)の3隻をもって行われる。
↓2隻の網船で300m以上もある長い網をゆっくりと引っ張る。

網揚げ
↓網船が曳く網にいかなごが入ってくると、次は運搬船にいかなごをとりあげる作業が始まる。とりあげる時は、網の一番後ろの部分がチャックになっていて、その部分をだけを外して運搬船に引き上げる。
↓網を運搬船にひき揚げると、船底の水槽にいかなごを入れ、海水と氷を入れてかき混ぜる、鮮度を保つために氷は必要だ !この氷は、多すぎても少なすぎてもいけない。
積み込み作業を終えると、網船はそのまま沖で漁を続け、運搬船は漁港を目指す。

漁港着
↓運搬船が漁港に到着。直ちに活洲の中のいかなごを取り出し港に揚げる。そして作業が終わると直ちに網船のところへ戻る。(林崎漁港)
陸揚げ
↓運搬船から岸壁にいかなごをおろしている様子。(林崎漁港)

入札
↓いかなごは岸壁からセリ場へと運ばれ、直ちに入札が行われ仕入値が決まる。(林崎漁港)
水揚げから入札、これが一連の流れで、定められた時間内に一日数回行われる。

店頭販売
↓落札すれば直ちに店に運び、即、店頭販売。

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