
ゴマサバ (一本釣漁) |
初夏にサバが訪れるます。明石あたりではちょうどこの頃が旬となり一本釣りの物が多く出回ります。とれたての物は刺身にしても最高! |
 |
 |
 |
 |
明石ではサバがよく釣れる時期があります。
マサバとゴマサバ、どちらも釣れますが、当店のお薦めはゴマサバ!
ゴマサバは、「見た目が悪い」「身が柔らかい」等のイメージ的なものでマサバに比べて人気がありません。しかし脂ののる秋のマサバならともかく、夏はゴマサバの方がマサバより脂がよくのっています。それとなんといってもお手頃価格です。 |

サバのきずし(2011.06.29)
関サバにも勝るとも劣らない明石のサバ(2011.08.10) |

 |
 |
とれたての活サバなら、刺身にしても絶品! |
サバを刺身で食べる時は、必ず昼網(とれたての)物で、いかった(身がプルンとしなるような)物を使って下さい。(↓写真)
前日に水揚げされた物や身が硬直している様な物は、酢でしめるなどしてけっして生では食べないで下さい。アタルと激しい腹痛におそわれます。
万一腹痛におそわれても一晩で治り大事には至りませんので、この点はご安心下さい。
また、サバアレルギーの人は心配なので、酢でしめる事をおすすめします。
「サバの生き腐れ」といわれるほど鮮度おちが早い魚です。 |
 |
きずし |
(1)サバを三枚に卸し、腹骨を切り取ります(これはお店でやってもらいましょう)
(2)両面にたっぷり塩をまぶして3〜4時間おいて下さい。
(3)時間がくれば塩をサッと水で流します。
(4)水分をよく切り取って、血合いの部分にある小骨を毛抜きで取り除きます。
(5)二杯酢に5〜6分漬け込みます(身の周りが白くなる程度です)。
(6)頭の方から薄皮をむき、刺身の様に切って出来上がりです。 |
 |
塩焼
 |
手軽に料理できる定番メニューの塩焼・煮付もお薦めです。
|
明石vs和歌山活サバ
和歌山と明石のサバとでは獲る漁師さんが違うだけで、同じ様な場所で獲っています。
それ故に、魚自体はなんらかわりはありません。
しかし和歌山と明石のモノとでは違います!
ではいったい何が違うのかって........??
和歌山の漁師さんが獲ってきたモノは、当然和歌山の漁港に水揚げされます。
しかしここは産地市場で消費市場の機能が少なく、昼に競られた魚は翌日、大阪や京都、神戸といった大消費地に運ばれ、そこで再びセリに掛けられます。
当然、魚屋さんの店頭に並んでいるモノは、どんなに新しくても前日のモノとなります。
一方、明石では水揚げされるやいなや直ちにセリに掛けられます。
魚の棚の様な漁港に近い所では、すぐさまお店に運ばれ、店頭では身がプルンとしなり"いかった"状態で並んでいます。
この状態だと刺身でもOK!なんです。
これがまた上手いんです!アジより美味しいとの声もあります。
サバは鮮度落ちが非常に早い魚で、刺身で食べる場合、とれたてのモノ以外は絶対無理なんです。
この様な理由から同じサバでも明石産は重宝されているんです。
頑張れゴマサバ!
→写真の上が真サバ、下がゴマサバ!
ちょっと分かり難いかなっ!(^_^;)
ゴマサバは体表に黒い斑点が多くあります。
特に腹のあたりをよ〜く見てもらえば、わかるのではないでしょうか。
真サバと比べゴマサバは、身が柔らかい、見た目が悪い!
脂ののりが良くない!アタリやすい等々の文句??をよく耳にします(-_-;)
しか〜〜し、ちょっとマッタ〜〜!!
ゴマサバとてバカにしたらあきまへん!←何故か関西弁(^_^;)
ゴマサバは真サバに比べなんといっても安いです!
家計を支える奥様にとっては、ひじょうにありがたいはず!
確かに身も真サバにくらべ柔らかいです。
しかし昼網のとれたてのモノなら全然大丈夫!シャキーとしてます!!
脂ののりは真サバの方が良いといわれておりますが、それは旬の秋のコト!
真サバは、夏には味がおちてしまうんです。
しかしゴマサバは、夏にも味が落ちなんです。
|
|