(マルハギ)
明石では秋に水揚げが多くなります。ハゲといえば鍋、寒さが増すにつれ、人気も増してきます!魚の棚では、ハゲが店頭で飛び跳ねる、そんな光景を目にすることもあります。

秋、肌寒くなってくる頃、カワハギの水揚げが増えてきます。
煮付、刺身、鍋、小さいものはお汁に入れましょう。
また、カワハギといえば、身はさることながら肝。
カワハギはフグの一族。
どちらも肝が美味しいのですが、フグの肝はやはり危険。
その代用品となるのが、このカワハギの肝。
高価なフグに比べ、値段も安くお求め安いです。


↑煮付

↑薄造り(刺身)

↑刺身はポン酢で

↑肝
生のままポン酢でどうぞ。口の中でそのうま味がふわぁ〜っと広がります。
マルハギ
(マルハギ)

時価
相場に応じて内容量が変わります。
目安としては
1盛約800g前後
←画像
1盛
・・・円
(税込)
 盛

料理をご希望されるお客様へ
注文画面のご意見・ご要望欄に「水洗い」とお書き添え下さい。
【注意事項】
カワハギの料理は水洗いまでとさせて頂いております。

ブログ(2013.10.03)
マルハギの季節
関西?明石・神戸あたり?で「ダボ」といえばバトル用語でしかない。そして、このダボに続くのがボケ!であったりハゲ〜!であったり(笑)
ところが困ったことに、ここらでは(どのあたりまでかは分からない)マルハギのことをマルハゲという。
スーパー等ではたいていは皮をむいた状態で売られている。そのままでは見た目がよくないが、皮をむくと、これが驚くほど見た目がよくなる。
その姿がどこかツルっぱげの様なので、マルハゲと呼ぶようになったのだろうか?
いずれにせよ気をつけていわないと、取り返しのつかないことにもなりかねない(笑)
事実、当店でも「ハゲこうて〜」って呼びこんでて、
「俺のほう向いていうなっ!」っとお叱りをうけたことも・・(笑)
どないやネン、ハゲ!←これがバトル用語としての使い方例

ところで・・
そのマルハゲ!もといマルハギ、明石では秋に水揚げが最盛期を迎え、よく肥えてキモもバッチリ入ってくる。
マルハギといえば冬の魚というイメージがある、それは鍋に使われることが多いからだろう。
しかし、マルハギは寒さに弱い魚、寒くなると温かいところに移動してしまうので、明石では冬には水揚げが激減する。
明石ではマルハギは秋の煮魚の代表格。
同じマルハギでも九州あたりから入ってくるものと、瀬戸内のもとではくらべものにならない。
さらには、とれたてが手に入るので、刺身にしても美味。もちろんキモも刺身で!
ただ、マルハギの刺身を家で作るとなると、これは腕がいる、素人さんには難しいかも。
一方、料理屋さんにとってはおいしい(儲かるって意味)魚な気もする(笑)
ちなみに、魚屋ではなかなか刺身にまでは捌いてくれない。
当店も皮をはぐところまで。それ以上すると手が回らなくなる。
「暇なときはやってあげる」というような曖昧なルールにするとかえって混乱を招きかねない。
もし刺身にまでしてくれる魚屋がいるなら、そうとう親切か或いは手間賃込の値段かどちらかだろう(笑)

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