(底曳網漁)
明石の冬を代表する魚、子持ちイイダコ。
 
↑最盛期の子持ちイイダコ、頭にイイがめい一杯詰まった状態

↑子持イイダコの煮付

出始めの11月頃は、あまり飯がつまっていないが、旬の2〜3月ともなれば、あふれんばかりのイイ(卵)で頭がいっぱいになります。
明石のイイダコはタコ同様、全国的に人気が高く一流のブランド品として扱われています。当店でも東京の料理屋さんから毎日注文のくるほどの人気商品!
店頭でイイダコを買うときは、さわると動くような新鮮なものを選ぶことが大切です。


イイ持ち(メス)とスボケ(オス)
イイダコのオスメスは簡単に見分けられます。
漁師も分けてセリにかけます。
店頭でお求めになられる時は、不正表示はまずないとは思うのですが、一応、見分け方を知っておくのもいいのではないかと・・
オスもメスもどちらも「イイダコ」と呼んでいますが、メスは「子持ちイイダコ」、オスは「スボケ」と呼んでいます。
一般的には、スボケは、子持ちの半値以下ではないでしょうか。
オスの方が比較的身が柔らかく、なによりも安価なので、これはこれで値打ちがあります。
但し、当店が扱うのは子持ちのみです。
 ↓子持ちイイダコ。
卵色の部分がイイ(卵)。
↓スボケ。
オスは頭の先のイイ(卵)はない。

煮付・塩焼・湯がいて酢味噌で・天ぷら・刺身等々
煮付
(1)目、墨を取り除き、少量の塩でもみ、のちきれいに水洗いをします。
(2)だし汁(カップ1/2)、濃口醤油(大さじ3)、みりん(大さじ4)、砂糖(大さじ2)、日本酒(大さじ3)を加えて、煮汁を火にかけ、煮立ったらイイダコの足を入れて、すぐに火を止めてそのまましばらく置いて味を含ませます。
飯の入った頭は別に10分程炊いて、飯に火を通します。
刺身
刺身は、できれば安いスボと呼ばれるオス(子なし)を使いましょう。
(1)目、墨を取り除き、少量の塩でもみ、のちきれいに水洗いをします。
(2)頭は捨て、足を適当な大きさに(できれば1本ずつ)切り分けます。
(3)切り分けた足をざるのようなモノに入れ、上から熱湯をかけます。
(4)氷水に入れさっと入れ、取り出したら出来上がりです。
刺身醤油や酢味噌でどうぞ.......

子持イイダコ
スで頭に子が詰まっています
↑写真は500g入
時価
相場で内容量が変わります。
目安とすれば、
1盛500g前後
(スミ抜き前)

1盛
・・・円
(税込)
 盛

※頭の中のスミはこちらで抜いてから発送させて頂きます。
スミ抜き不要の場合、コメント欄に「スミ抜き不要」とお書き下さい。

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